『これどんな風に色落ちしますか?』
アイアンハートを見に来られた方に良く聞かれる質問です。
セルビッチモデルに関しては、「従来のビンテージデニムの様に縦落ちして、良い感じにアタリとヒゲが出てきますよ」と答えるのですが、説明が難しいのが
No.634や
No.461に代表されるスタンダードモデルです。
ただでさえ頑丈な21ozデニムの表面に、更に特殊コーティングを施した代物です。
まともに色落ちするのかなぁ…というのが最初の印象でした。
メーカー側も色落ちを重視して作ってはいなかったそうです。
実はオープンして間もない頃、私は「頑丈な分、使い込んだ表情は出難い」と説明していました。何故なら、私自身が使用しているNo.634がそうだったからです。
しかし、1年程ガンガン使用した昨年末の事、微妙な変化が表れ始めました。
あれ??少し良い感じになった気が…
もしかして、これはセルビッチとはまた違う良い味が出るのではないか…と思い出した時に、かなり穿き込まれたお客様が表れたのです。
↓先日来店されたH-D ショベル・チョッパーのお客様


画像では分かり難いのですが、穿かれているのはNo.461ブーツカットです。
結構良い味が出ているのが分かりますか??
では、コレを見て頂きましょう。
アイアンハートのホームページで紹介されていた、使い込んだNo.461です。コチラもそうぞ。これらの画像を見た時、私は正直ぶっ飛びました!
「えっ、セルビッチのブーツカットじゃないの?これ普通のNo.461ブーツカット!?」
あの無表情な特殊コーティングされた生地が、こんな表情を出すなんて!!
しかも、セルビッチモデルとはまた違った、スタンダードモデルにしか出せないであろう硬質な色落ちです。う~ん…凄い。
過去に私の接客を受けたお客様。
申し訳ありませんが、前言撤回致します!!
アイアンハートのスタンダードモデルは、頑丈で表情が出難いのですが、
ハードに使い込む内に、セルビッチとは違った独自の良い味を出します。
セルビッチか。それともスタンダードか。
どちらを選ぶかは、仕様と質感の好みでお選び下さい!※ちなみに、上記リンク先の使い込んだNo.461の画像。
メーカーの人達も、「こんな凄い色落ちするんだ!」と驚いたそうです(笑)
安宅
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